ナナシとマルイ。山梨で社会見学②
さてさて。ランチの後は、いよいよメインイベント。

白州蒸溜所の見学ツアーです♪
ナナシ:「うぇーーーい♪楽しみだゼぃ♪♪」

はじめはウイスキーの種類や、ウイスキーができるまでの工程のお話を聞くよ。
ピートっていうのは、野草や水生植物が炭化した泥炭。
その煙で麦芽を乾燥させることによって、麦芽にスモーキーな香りがつくそうな。
ちなみに、ワタシは、大概あまりクセのないお酒が好きなのだけど、
ほどよいピートの香りのウイスキーはとても好きです。
(焼酎なら麦焼酎、日本酒なら辛口!)
続いて、仕込みと発酵。
発酵樽の中で、ぶくぶくと発酵がすすんでいるのが見えます。
ここからは、かなり暑いです。
この、工場萌えみたいな、近未来的雰囲気は何?っていうと、
蒸留をする場所。
ちょっとずつ形の違うポットスチルと呼ばれる銅製の蒸留器が並んでいます。
蒸留器の大きさや加熱方法などを変えることによって、様々なタイプのモルト原酒を作るそうです。
これをブレンドしていくんですね。
ここで生まれたばかりのウイスキーをニューポットと呼びます。
ニューポットは、有料ですが、テイスティングバーで飲むことができます。
まあ、製品になっている方が美味しいと思うけど、一度飲んでみるのも有りかと。

ニューポットは樽に入れられて熟成にはいります。
ここで使う樽にも、いろいろなこだわりが。
何に入れても一緒というわけではないんですね。
樽材には、ホワイトオークやスパニッシュオーク、ミズナラなどがあり、大きさも違います。
ウイスキーはここから長い年月眠りにつきます。
その間に熟成がすすみ、少しずつ蒸発していきます。
昔の人は、「こうして天使にウイスキーを分前を与えることで、美味しいウイスキーを得られるんだ」と考え、
樽から減るウイスキーのことを天使の分前と呼んできたそうな。
なんだかかわいいですよね♪
ウイスキーができるまでの工程を見学した後は、お待ちかねのテイスティングタイーム!
左から、ホワイトオーク樽原酒、ライトリーピーテッド原酒、白州✕2。
一番右の白州は、ハイボールにして飲む用として準備されています。
白州は基本的には、緑色っぽい果物のような香りに寄っています。
青りんごとか梨、その他カラメルやナッツの香り・・・。
口に含む、鼻に抜ける香り、感じ方が色々で、じっくりテイスティングしてみるのはとても面白い。

最後は、「白州といえばこれ!」。
”森香るハイボール”を自分で作ってみます。
ちゃんと美味しい作り方をいちから教えてくれるので大丈夫。
ミントの葉を手でぱちんと叩いて香りを出し、グラスに添えたら出来上がり。
本当に爽やかで「森香る」という名がぴったりです。
テーマ : Blythe*Love!
ジャンル : 趣味・実用